2010年7月29日木曜日

everlasting sprout 2010-11A/W Collection “Welcome To Wild Cat House”



にゃごにゃご ふごぐご
にゃごにゃご ふごぐご

こちら 山猫軒。
とっても とっても おいしい料理のレストラン。
どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません。
ことに肥ったお方や若いお方は、大歓迎いたします。

にゃごにゃご ふごぐご
にゃごにゃご ふごぐご

こちら 山猫軒。
とっても とっても 奇麗なカーテンのレストラン。
当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください。
注文はずいぶん多いでしょうがどうか一々こらえてください。

にゃごにゃご ふごぐご
にゃごにゃご ふごぐご

こちら山猫軒。
とっても とっても 扉の多いレストラン。
いや、わざわざご苦労さまです。
大へん結構にできました。



everlasting sprout 2010-11A/W コレクションのテーマは宮沢賢治の“注文の多い料理店”。
宮沢賢治の作品は、彼だけの世界に引き込んでくれる。日本語の言葉の面白さを改めて教えてくれる。可愛いくて、愉快で、悲しくて、怖くて・・・。
そして、勇気すらくれる。
きっと宮沢賢治は、きき耳頭巾などなくても、鳥や木や風の声を聞けたのだろう。僕は彼の作品は、読めば読むほど、実はよく分らない感覚に陥る。けど、作品に触れたあとに、不思議なあったかさが残るのだ。
作家であり、詩人であり、思想家であり、教師であり、農業指導家でもあった宮沢賢治。
そんな、宮沢賢治とウィリアム・モーリスが、何故かイメージで一致した。
ウィリアム・モーリスも、すべてのトータルデザインを手がけ、何か高いものを目指ざしていた人物だと思う。

そんな宮沢賢治や、ウィリアム・モリスからインスピレーションを受け、エヴァーラスティングスプラウト的な解釈し、彼らをオマージュしたコレクションになります。





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